AIサイト制作
【実録】月1,700円の自社サイト、AIに「無料で作り直して」と頼んだら4日で本番移行できた
毎月かかるサイトの維持費を、AIで一気にゼロにできるとしたら――。月1,700円(STUDIO)で動かしていた自社サイトを、Fable 5 にチャット1通と画像2枚だけで「無料で作り直して」と丸投げしたら、3時間で本番移行まで完了しました。全49ページを機械検証で旧サイトと完全一致させ、メールも検索設定も無傷。この記事では、うまくいった所もつまずいた所も、5つのステップで包み隠さず公開します。
📑 目次
サイトの維持費が無料に

オート博士、聞いてくださいよ。ホームページって、作ったあとも、ずっとお金がかかりますよね…。
そうですね。その毎月の維持費が、じわじわ効いてくるんですよね。うちの会社のサイトも、月1,700円のツールで動かしていました。
うちと、まったく同じです。それ、どうされたんですか?
AIに『これを無料で作り直して。分からないことがあったら聞いて』と、チャット1通と、画像を2枚だけ送りました。それだけで、3時間後には月0円です。
え、頼んだのは、チャット1通だけ!?それで、月0円…!
でも、作り直したら、メールとか、検索の順位とか、壊れそうで怖くないですか?
意外とそうでもないんです。今回は、うまくいった所も、つまずいた所も、5つのステップに分けて、順番に見ていきますね。
本当ですか?
見終わるころには、あなたのサイトで使えるかどうかわかるかと思います。
ぜひ、見たいです。
今も本番で動く実サイト

まず、これを見てください。今この瞬間も、本番で動いている、その新しいサイトです。
ふつうの、きれいな会社のサイトですね。どこが変わったんですか?
見た目は、前とそっくりそのまま。変わったのは、裏側だけです。月1,700円が0円になって、それでも、ここまで普通に動いています。
言われないと、引っ越したなんて、まったく分からないですね。
ホームページの固定費、相場は

そもそも、ホームページの維持費って、みんないくらくらい払ってるんですか?
相場を並べてみました。自分で運営しても、月5,000円くらい。ぜんぶ外注すると、月2万から5万円です。
けっこう、かかるんですね…。作り直すとなったら?
リニューアルを外注すると、平均で138万円。ここが、いちばんの壁でした。
百万円超え…。それじゃ、うちみたいな小さい店は、簡単には手を出せないです。
しかも、月1,700円のような手軽なツールも、料金は変わり続けます。値上げされたら、こちらは受け入れるしかない。固定費の主導権は、いつもツール側にあるんです。
移行が怖い理由と、答えのない質問

でも、引っ越しって、やっぱり怖いです。もし失敗したら、どうなるんですか?
調査によると、移行に失敗すると、検索からのお客さんが戻るまで、平均で17か月かかります。
1年半も、かかるんですか…!
だから、多くの人が、高い維持費のまま、塩漬けにしてしまう。
なので、今日は実際にどうやってサイトの移行したのかをお伝えします。
デモ① 丸投げの瞬間

これが、実際に送ったメッセージなんですか?
はい。これで全部です。難しいプロンプト術は、ひとつも使っていません。作り直して、無料で公開できるように、と。あとは箇条書きが4つだけ。
『分からないことがあったら聞いて』って…そんなに雑に丸投げして、大丈夫なんですか?
それが、むしろ逆でした。Fable 5 は、いきなり作り始めなかったんです。
作り始めない…?
『まず現状の構成を確認してから、方針を決める質問をさせてください』と、向こうから、設計の相談を始めたんです。
こっちが雑に投げても、AIのほうが、ちゃんと段取りしてくれるんですね…!
デモ② 出口のないツールから救出

作り直すには、まず今のサイトのデータが要りますよね。元のファイル、もらえるんですか?
それが、STUDIO には、サイトをまるごと書き出すボタンが、無いんです。
え、じゃあ、中身を取り出せない…?どうするんですか?
そこで Fable は、公開中のサイトを、1ページずつ丸ごと保存していきました。
自分のサイトを、自分でコピーするんですね!
海外では、他人のサイトを真似るテクニックとして流行っています。でも、自分のサイトに使えば、合法で、いちばん確実な引っ越し術になるんです。
なるほど…元が丸ごと残るなら、失敗しても、戻せますね。
デモ③ 機械で答え合わせ

でも、コピーって、見た目が『それっぽい』だけじゃないんですか?細かい所、ズレてそう。
いい所を突きますね。Fableの場合はそこも完璧にまねてくれました。
すごい!
デモ④-2 月0円の内訳

でも、無料って、どこまで無料なんですか?お問い合わせフォームとか、裏側もお金がかかりそう。
ぜんぶ、無料の枠で回っています。記事は microCMS、コードは GitHub、配信は Cloudflare Pages。
お問い合わせフォームは、どうしたんですか?
Formspree で受け取って、Resend が自動で返信します。差出人は、ちゃんと自社のメールアドレス。送信テストも、きちんと届きました。
フォームも、自動返信も、ぜんぶ0円で動くんですね…!
ええ。この5つが噛み合って、月0円のまま、回り続けます。
デモ⑤-1 一番怖いドメイン切替

いよいよ、住所の引っ越しですね…。ここでメールが止まったら、と思うと、こわいです。
ここが、一番慎重にやる所です。メールを支える4つの設定を、新しい住所へ、そっくり書き写します。
4つの設定、ですか?
メールの宛先や、なりすまし防止の、大事な4つです。元と一文字も違わないよう確認して、それから、ドメインの向き先を切り替えます。
指定して…あとは、待つんですね。
デモ⑤-2 9分で、壊さず引っ越し完了

切り替えて、待つこと、およそ9分。
9分…!思ったより、ずっと速いです。
本番のサイトが、新しいものに入れ替わりました。中身は、手元で49ページの一致を確かめたものと、バイト単位で同じです。
メールは…?
無事です。届く、送れる、両方テストしました。検索の設定も、そのまま引き継いでいます。
無料の裏側、ぜんぶ見せます

でも『無料』って、本当に無料なんですか?裏で、すごいことが起きてそうです。
ええ。だから、裏側も、ぜんぶ出します。移行にかかったのは3時間。Fableでサブスク内でだいたい10%ほどです
定価に直すと、およそ215ドル。ただ、私は月額のプランで使っているので、追加の支払いは、0円でした。
ただ、人の手でやった作業もあります。各サービスの登録や、お名前ドットコムでの住所の切り替えは、私が自分でやりました。
全部おまかせ、じゃないんですね。逆に信じられます。
結果、月1,700円が0円に

あらためて、いくら変わったんですか?
毎月1,700円が、0円に。1年でみると、2万400円の固定費が、まるごと消えました。
毎月かかってたお金が、まるごと消えた…!
運用は、こう分担します。記事は microCMS で、書いて1〜3分で反映。それ以外の変更は、AIに頼む。
問い合わせも、さっきの自動返信で回るんですよね。手も、そんなにかからなさそう。
ええ。毎月払い続ける、というその前提そのものを、外せたわけです。
向き・不向きも、正直に

こんなにいいなら、みんな今すぐ移せばいいのに、って思っちゃいます。
そこは、正直に言います。向き不向きが、あるんです。
たとえば、どんな?
画面をマウスで、自由にいじる手軽さは、失います。それに、無料の枠には上限がある。フォームは月50件まで、とか。
毎日ページを直すお店だと、逆に大変かもしれないですね。
そのとおり。更新の仕方しだいでは、今のツールを続けるのが正解のこともあります。ツールが悪い、という話ではないんです。
検索の順位は、落ちなかったんですか?
設定は、ぜんぶ引き継ぎました。ただ、切り替えた直後なので、そこは今、正直に、見守っている最中です。
今日のおさらい

今日やったこと、ざっとまとめますね。
出口のないサイトを、まるごと救い出し、機械で49ページの一致を確かめ、無料の道具で組み直して、壊さずに引っ越す。この5つでした。
こわいと思ってたことが、一つずつ、つぶれていきましたね。
共通しているのは、勘で進めず、機械で答え合わせをしたこと。それだけで、移行の怖さは、ぐっと減らせます。
自分でも、できそうな気がしてきました…!何から始めたらいいですか?
きょう使った頼み方の実物と、引っ越しで守るもののチェックリストを、概要欄に置きました。まずは、自分のサイトの月額と、いざという時の出口があるかだけ、確かめてみてください。
まず、うちの月額から、見てみます!
それと、この後の話も少しだけ。移行してから、ブログを半分自動で書いたり、アクセスを見張る画面まで、育ってきています。それは、また次に。